【12/17】青森-福島 72対84と惜敗

前週、青森ワッツは3連勝で乗り込んだ香川ファイブアローズ戦の第1戦で得点力のある香川相手に見事な試合展開で勝利し貯金を作れるか関心を呼んだ。ただ2試合目は大敗し、またも勝率5割を目指して福島ファイヤーボンズ戦に臨むことになった。

この試合のスタメンはマックス・ヒサタケを11月6日以来の先発起用し、ホール百音アレックスを5試合目の先発に抜擢して臨んだ。対する福島はグレゴリー・エチェニケとジョシュ・ハレルソンの巨漢コンビをスターターで並べた。リバウンドが強力な青森に対し対抗する意味だったと思われる。

第1Qはハレルソンの3ポイントシュートで幕を開けた。青森もホールが先発起用に応え得点を量産、福島も点差を広げようとしたが、第1Q終盤にイージェイ・モンゴメリーの連続得点で青森も食い下がり、20対21とほぼ互角の幕開けとなった。

第2Qに入ってもその展開は続き、この日はスタメンを外れたエリック・マーフィーが中盤に立て続けに得点を挙げ気を吐いた。青森もアレックス・デイビスと會田圭佑が終盤に得点を挙げたが、40対44と接戦ながら福島に先攻されハーフタイムに入ることとなった。

青森は第3Q、スタメン落ちしたモンゴメリーをスターター起用してきた。やはりモンゴメリーの得点力なしには難しいと首脳陣に考えさせた結果だろう。ただ、それでも点差を詰めることはできず、56対61と5点差で最終クォーターに入った。

第4Qに入ると青森はモンゴメリーの3連続得点などで勢いがつき、2点差まで点差を詰めることに成功する。ただ、それがせいぜいのところで、試合を追いつくまでにはいかなかった。また、福島はインサイドが得意なハレルソンが3ポイントシュートも積極的に放ち、この日5本まで成功数を伸ばした。最後は相手にフリースローを与えてしまったことで点差が開き、72対84。惜しいところまではいったのだが、もう一歩のところまで至らなかった。

エチェニケとハレルソンの巨漢コンビを前面に戦った福島の策は功を奏し、リバウンドが37対38とほぼ互角の戦いに持ち込むことができた。フィールドゴールでは青森を上回り、50%と高い数字になった。ディフェンス主導であることは承知の上だが、やはり得点力が高くないと勝つことはできない。2戦目で勝利を目指すためには、オフェンス面でパフォーマンスを高める必要がある。

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