【12/30】青森-佐賀 83対88で佐賀に逃げ切りを許す結果に

青森ワッツは遠征中に越谷アルファーズに連敗を喫し、連敗は5まで伸びた。その後アースフレンズ東京Z戦で勝利し連敗を止めたが、この週末に西地区首位を走る佐賀バルーナーズに対戦することを考えれば連敗は止めておかないと手のつけられないことになるところだった。

佐賀は個人通算3000得点を達成した西川貴之の3ポイントシュートで先制した。青森もアレックス・デイビスのインサイドのシュートで追いかけるも、レイナルド・ガルシアにゴール前でシュートを決められ、角田太輝に3ポイントシュートを許し15対25で第1Qを終えることとなった。

ただ、西地区首位という強豪チームではあったが、青森は接戦に持ち込むことに成功した。第2Qに入るとマックス・ヒサタケがフル回転、インサイドだけでなく3ポイントシュートも決めて点差を詰めた。43対48と5点差に詰めてハーフタイムに入れたことは青森としては上出来だったろう。

ただ、追いかける展開は後半になっても続いた。デイビス、會田圭佑の3ポイントシュートで迫ったが、佐賀も西川のシュートで点差を詰めさせず、逆にガルシアの3ポイントシュートで60対68と8点差に広げて最終クォーターに入った。

第4Qに入っても西川とガルシアの好調は留まることを知らない。青森も常田耕平の3ポイントシュートで追いすがり、會田のジャンプシュートで3点差まで迫ったが、これが最大で点差を詰められたシーンだった。最終的には83対88で佐賀に逃げ切りを許す結果となった。佐賀はクラブ最多連勝記録を更新する15連勝で首位の座を堅持、青森は連勝を飾ることができず、明日の試合に巻き返しを期すこととなった。

青森は東京Z戦で12月11日から先発を離れていたイージェイ・モンゴメリーを先発に復帰させ、この試合でもそれは継続させていた。外国籍選手3人に會田、ホール百音アレックスと5選手が2桁得点を記録しオフェンスの好調さを伺わせた。スティールでも10回を記録し、得意分野で優位に立つことができていた。西地区首位チーム相手に簡単な試合になるとは思えなかったが、少なくとも接戦に持ち込んであわや逆転と言うまでには追い詰めることができていた。あとは試合をひっくり返し優位に立つことが残された課題と言えるだろう。残された今年最後のゲームでそれを実現させることができるのか、注目が集まる。

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