【津軽弁講座 会話編】よく会話で使用する津軽弁

青森といったら何を思い浮かべますか?

青森と言ったら、美味しい食べ物や美しい景色…などなど魅力がたくさんありますよね!そのなかでも一番魅力的で特徴的なのはなんといっても話し方ではないでしょうか!そうです!津軽弁です!

津軽弁は、フランス語に似ているというのは有名な話ですよね!確かに、県外の方とお話するときに「え?なんて言った?」と聞き返されたことがあります( ٥ ›ω‹ )それに、津軽弁マスターの祖母や周りのご老人の津軽弁を理解するのは、青森にずっといる人間でも大変です。

青森といえば津軽地方で主に話されている津軽弁が有名です。テレビなどでも取り上げられていて、全国でも有名な方言の一つですよね。
青森県内の方言は主に二つに分かれます。津軽地方で話される「津軽弁」と南部地方で話される「南部弁」です。南部弁の中でも、特に下北地方で話される「下北方言」があります。

ですので、青森県内でも稀に話が通じないことがあります!筆者はゴリゴリの津軽国育ちなので、南部弁に関しては全くわかりません!

 

そこで、今回は【津軽弁講座 会話編】ということで、津軽弁でのコミュニケーションの取り方を紹介したいと思います!

監修は筆者の祖母にお願いをしました。生まれてこの方永遠の青森暮らし。ゴリゴリの津軽弁マスターです。

 

やまだ
それではいってみよう!

 

・「おはよごす」おはようございます
まずは基本の挨拶です。おはよごす!実際に使っているシーンを見たことはないのですが、原型があるので意味は理解できますね!

 

・「ありがとごす」ありがとうございます
ありがとうございますも、後半が変化して「ごす」がつきます。ございますが短縮して「ごす」に変化したのでしょう。
なぜ津軽弁は短縮されるの?
有名な津軽弁で、「なさどさ。ゆさ」がありますね。(どこに行くの?お湯を浴びに行く。という意味) 津軽弁は言葉が短縮されているという良い例です。 これは、津軽地方が寒いところであるのが関係しているそうです。雪や吹雪で寒い中、あまり口を開けずに会話できるように、言葉が短縮されたという説があります。 余談ですが、青森県民は他県に比べて漬物などしょっぱい食べ物を好む傾向にあります。これも、青森県民が塩分の高い保存食に慣れている背景があるためです。現在もそうですが、青森の冬は長く、厳しい寒さを乗り越えるのは本当に大変だったことがわかりますね。
・「おばんです」こんばんは
おばんです。は北海道でも使われている方言です。この言葉が方言だということを知りませんでした!

 

・「へば」
またね。という意味です。別れ際に「へばな!」と言います。

 

・「あべ」
行こう。という意味です。苗字の「安倍」のような発音とはちょっと違った感じで発音します。

 

・「め」
美味しい。という意味。祖母は、何かを食べて美味しい時も「め」、甘い時も「め」というので、たまに混乱します。

 

・「むっつい」
これは説明するのが難しいのです。饅頭を食べた時など、口の中の水分が無くなって飲み物が飲みたくなりますよね。その状態になった時にこの言葉を使います。

 

・〜ささんない
これは筆者もよく使う言葉です。例えば「先生、ボタンがおささりません」などというふうに使います。ボタンが押せないのは自分のせいではないのだけれども、ボタンのせいでもない。何が原因かわからない時に使います。

 

終了!まだまだ紹介しきれないのが沢山!

今回の津軽弁講座①では、簡単ではありますが会話で使われる津軽弁を紹介しました!津軽弁の歴史は古く、若い世代ではわからない言葉がたくさんあります。この記事を通して、津軽弁に対する理解や興味を深めてくださったら嬉しいです!

やまだ
へば!まだ!

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