青森で二郎系といえば、ラーメンくめちゃん

青森市内でおそらく唯一、本格的二郎系ラーメンにありつくことができる、ラーメンくめちゃんに行ってきました!

かつてラーメンくめちゃんは青森市役所近くにあったのですが、2017年に現在の浪館前田に移転。じつは移転されてからなかなか近くに行くチャンスがなく食す機会を逃してきたのですが、先日無性に食べたくなってしまって、ふらりと行ってきちゃいました(本当は、覚悟して行かなくてはならないお店なのですが・笑)。つまり、ラーメンくめちゃんは一度食べたら忘れられないインパクトがあるのです。

黄色い看板が目印

青森のラーメンといえばもっぱら煮干し系ラーメンが定番ですが、もちろん煮干し系もすっかり身体に染み付いたものの、東京出身のおいらとしては、やはり時々、二郎系ラーメンが恋しくなる時があるんですよ。

「二郎系」とは、東京・三田の慶應義塾大学正門脇にある長蛇の列ができるラーメン店「ラーメン二郎」を元祖として、そのラーメンのスタイル・系統を踏襲したラーメンを出す店のこと。
「ラーメン二郎」の本家本元とは直接の関係がないものの、似たスタイルのラーメンを出す店のことを指します。「二郎インスパイア系」とも言われます。

その特徴は、麺は噛みごたえのある太麺で大量。そしてスープには大量の背脂が入っており、「ブタ」と呼ばれる特大のチャーシューが載るのがポイント。
青森市では以前「大二郎」なる二郎系も存在していましたが、現在は閉店してしまったようです。そんなわけでおそらく青森市内で食せる唯一の二郎系ラーメンがここ、「ラーメンくめちゃん」なのではないかと思われます。

訪問したのはとある土曜日の11時すぎ、まだ昼前だからすんなり入れるだろうと入店したものの、さすがくめちゃんだけあってすでに満席でしばらく待つことになりました。さらに12時台の昼食どきは、店舗前に行列ができるほどです。

メニュー

メニューはシンプル。小ラーメン、大ラーメン、そして汁なしのアブラ麺の3メニュー。基本は醤油ですが、みそ、しおも選べるようでした。このほか限定メニューとして煮干し出汁細麺の「くめにぼ」が平日15食限定で提供されているようです。

筆者はもちろん、伝統的二郎風の太麺豚骨醤油のシンプルなラーメンを求めてやってきたわけで、「小ラーメン」をトッピングすべて「普通」で注文しました。ここで調子に乗ってトッピング(ニンニク、ヤサイ、脂など)を「多め」とかにするともう大変なことになります。

こぐー
初めて召し上がるならまずは小ラーメン・すべて普通(またはニンニクは、小や無し)をお勧めします。

小ラーメン!!

じゃじゃーん、出来上がってきた小ラーメンがこれです。写真で見る以上に、実際はめちゃボリュームがあります。二郎系といえば確かにこれなのですが、各地にある二郎系の中でも、ラーメンくめちゃんのこれはヤサイが多めのような気がします。

何はともあれ、麺をほじり出そうとするとヤサイが器から溢れるので、溢れない程度までヤサイを先にやっつけていきます。
シャキシャキのもやしとかなり刺激的なニンニクをラーメンスープに絡めながら掻き込んでいきます。ヤサイだけでも旨い! これはビールのおつまみにも最高そうだなと考えながら(ちなみにラーメンくめちゃんには酒類はもちろんドリンクメニューはありません)、なんだかこれはヤサイだけでお腹いっぱいになっちゃいそうな危険な予感も! ある程度麺に箸が届いたところで、今度は麺とヤサイを絡めながら貪り続けていきます。もうほんとニンニクが強烈なんですが、これがますます病みつきになっちゃうやつなんです。

そんなこんなでなんとか完食できたのですが、もはや50歳代のおっさんには重すぎ。そうなんです、いつも食べた後に猛省するラーメンの一つなのです。それでもまた食べたくなっちゃうんですよね~。

ごちそうさまでした。

ラーメンくめちゃん
住所:青森県青森市浪館前田4-35-14
https://www.facebook.com/ramen.kumechan/
営業時間:11:00~15:00、17:00~20:00
定休日:不定休(Facebook参照)

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