【津軽弁講座 初級編】
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青森県民なら必読の津軽弁講座!

今回は単語の紹介ではなく、津軽弁の登竜門と言われる発音について学んでいきましょう!

ところで、津軽弁講座①〜③は読んでくださいましたか!?①〜③では会話表現や、体の部位の名称、人の呼び方について紹介しているので是非読んでくださいね!

 

さて、津軽弁で難しいと言われるところは、やはり発音ですよね。発音が難しいからこそ、外国語に聞こえてしまうんだと思います…。

例えば皆さん
「裾」はなんと発音しますか? もちろん「すそ」と発音しますよね。
では「シソ」はどう発音しますか?何言ってんだ!と思わないでください!

 

やまだ
実は津軽弁では、「裾」「シソ」「寿司」「煤(すす)」などは、みんな似たような発音になるんです!

 

津軽弁には、標準語にはない発音があります。日本語って外国語に比べてたくさんの「音」があるのに、津軽弁はさらに+αされます!!!とほほ。

では、発音について代表的なものを紹介していきます!

・「す」と「し」の間の発音
上記で紹介した言葉がこれに該当します。「い」の口の形をして、実際に「す」と発音すると良いです。その際に口は横に大きく開かず、小さい口の形をキープします。
発音ができたら、あとはイントネーションで単語を区別します。
「裾」は「↑↓」のイメージ。「煤」は「↓↓」のイメージです。
・「つ」と「ち」の間の発音
これも同じように「つ」の口の形をして、実際に「ち」と発音すると良いです。口を尖らせてしまうと、「ち」になってしまうので、口を閉じ、そのまま「ち」と発音するイメージです。
「父」「土」「乳」「知事」が主な例です。
・「い」と「え」の間の発音
これも同じように「い」の口の形をして、実際に「え」と発音すると良いです。実際に音を聞くと「う」が混じっているような発音にも聞こえます。

 

さて、みなさんどうでしたか?津軽弁は言葉の種類だけでなく、発音も奥深いことがわかりますね!
実際に、YouTubeなどの動画配信サービスで本場の発音を聞いてみるのもアリですね!

津軽弁の歴史は古く、若い世代ではわからない言葉がたくさんあります。この記事を通して、津軽弁に対する理解や興味を深めてくださったら嬉しいです!

やまだ
へば!まだ!

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