青森県民なら必読の津軽弁講座!
すでに配信済みの津軽弁講座①〜③は読んでくださいましたか!?①〜③では会話表現や、体の部位の名称、人の呼び方について紹介しているので是非読んでくださいね!
また、【津軽弁講座初級編】では、津軽弁ならではの発音について紹介しました!
そちらも合わせて、読んでみてくださいね!
今回は津軽弁の会話文を解説していきます!
これまでは単語の紹介でしたが、今回は応用!ということで津軽弁【長文バージョン】を紹介していきます!
もちろん今回も監修・文章考案を祖母にお願いしました!
・ばんげなにこへでく?
「晩御飯、何作ってたべる?」
「こへる」は「作る」という意味です。「く」は「食べる」という意味。ちなみに「け」は「食え」という意味です。「かぁ~」といいながら、食べ物を差し出されたら、「食べろ」という意味になります!
余談……
津軽弁は短い言葉で表現される、というのは以前の講座でお話ししましたよね。その代表例として「どさゆさ?」を挙げました。その他にも「ククカメン」があります。食べることに関して、短く表現できる言葉をまとめたものです。
- ク?(食べる?)
- ク(食べたいです)
- カ(どうぞ、食べて)
- ケ(食べて)
- メ?(美味しい?)
- メ(美味しいです)
やまだ
祖母は、甘く感じた時も、美味しい時も「メ」と言うので、違いがわからないという話もしましたよね!!
・ねぷてはんでもうねるじゃ
「眠いからもう寝ます」
「ねぷて」は「眠い」という意味です。「はんで」は「〜だから」という意味。
「じゃ」は語尾によく付きます。
・おめ、なんぼほんずねぇな
「どうしようもない人だな」
これは、翻訳するのが難しいです。「ほんずなし」というのは、浅はかや、愚か、常識がない…などのたくさんの意味を含みます。また、親が子供に「このほんずなし」と、怒ることもあります。
皆さんどうでしょうか?紹介した文章はわずかでしたが、まだまだ沢山あります!!
特徴としては、文章自体が短くまとめられているという点ではないでしょうか?
津軽弁の歴史は古く、若い世代ではわからない言葉がたくさんあります。この記事を通して、津軽弁に対する理解や興味を深めてくださったら嬉しいです!
やまだ
へば!まだ!