12/19【青森ワッツ 対 FE名古屋】首位の強さを見せつけられ、2日連続で敗れる

首位を独走するファイティングイーグルスとの今週末第2戦、前日は第1Qは20対23と接線に持ち込むことに成功した青森ワッツだったが、この日はFE名古屋の野﨑零也が絶好調、第1Q序盤に3本の3ポイントシュートを成功させるなど、開始から11点はすべて野崎が挙げた得点でチームの原動力となった。結果、第1Qで9対28とスタートダッシュに成功、楽に戦うことを許してしまった。

対する青森は3ポイントシュートが全く決まらず、第1Qの第1プレーで臼井弘樹が決めてから、第2Q終盤に門馬圭二郎が成功させるまでまったく3ポイントシュートのない時間帯が続いた。不利が予想されるチームにあって逆転のきっかけとなるのは3ポイントシュートだ。それが決まらないとなると苦戦は必定となる。前半を終わって21対47、ダブルスコア以上の大差をつけられ青森としては厳しい戦いが続く

第3Qは青森が健闘、2日連続で外国籍選手がレナルド・ディクソンだけという難しい戦いを強いられたが、そのディクソンがゴール前での競り合いで健闘、ゴールを何度も生み地元のお客さんを喜ばせる。ただ、ここでもFE名古屋は野崎の3ポイントシュートで大きく崩れることを避け、第3Qだけで20対22と、接戦ながらもリードは奪われない。

第4Qに入ると、ファウルトラブルでベンチに下がっていたポイントガードの石川海斗に代わり、出場していた宮崎恭行がゴールラッシュを生む。35歳の大ベテランは3本の3ポイントシュートで青森を寄せ付けず、試合の主導権を離さない。結局56対95と2日続けての大勝で首位の強さをまざまざと見せた結果となった。

野崎は驚異のフィールドゴール100%を記録し、計29得点の荒稼ぎ。FE名古屋のオフェンスを牽引した。昨年まで群馬クレインサンダーズに所属し、昨季の快進撃の立役者となった選手。今季はFE名古屋で2年連続のB1昇格へ向け戦いを続けている。

青森は点取り屋のポイントガード、駒沢颯がこの日0点と完全に封じられる結果に終わった
ポイントガードのプレーとしては喜久山貴一のほうが高い評価をしているように見受けられ、駒沢以上のプレータイムを得ていた。今後、チームの核であるポイントガードでどのような采配を見せるのか注目が集まる。

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