12/18【青森ワッツ 対 FE名古屋】一味違ったチーム編成で試合に臨む

18勝3敗でB2東地区首位のファイティングイーグルス名古屋と2勝19敗で同最下位の青森ワッツの対戦。
しかも、FE名古屋は5連勝中で青森は3連敗中と対象的な両チームの対戦となった。しかし、青森はライアン・リチャーズとラキーム・ジャクソンが今季ホームデビューとなり、レナルド・ディクソンと合わせ外国籍選手が初めて3人揃い踏みとなる試合で、これまでとは一味違ったチームになることが期待された。

その期待通りに接戦となった第1Q。青森は臼井弘樹の3ポイントシュートにジャクソンの連続得点で勢いに乗る。
その後もリチャーズのホーム初ゴールや喜久山貴一の3ポイントシュートで追いすがり、20対23と競った試合内容で第2Qに入る。

ただ、第2Qに入るやFE名古屋は14点連続で挙げて一気に点差を広げ、底力の強さを見せた。
青森も駒沢颯やディクソンの3ポイントシュートで追いすがるが、その後も11点連続で挙げるなど、FE名古屋のハイパワーオフェンスの前に為す術もない。

第2Q終了時点で25点差をつけられた青森。第3Qもディクソンと臼井のシュートで幕開けし接戦に持ち込めるかと思ったが、昨年度B2の3P王の相馬卓弥に3ポイントシュートを決められ、ジェレミー・ジョーンズにも相次いでシュートを決められるなど、結局49対88で39点差と大差を許すこととなった。

この試合展開は第4Qも変わらず、ディクソンのシュートや野里惇貴の3ポイントシュートがあるものの、点差を詰められない。日本代表のエヴァンスルークがシュートを決めるとファウルをもらってフリースローも成功させ、さすがのプレーを見せる。青森は伊藤大和の2本の3ポイントシュート成功が最後の見せ場となった。最終得点は64対109、11月の対戦に続く大差での敗戦となった。

リチャーズとジャクソンが復帰したとは言え、特に、リチャーズはまだ長い時間プレーできず、追いつきたい大事な第3Qもこれまで同様のディクソンだけの陣容で苦戦を強いられた。また、駒沢はこの試合も20点をあげたものの、それ以外の得点源が全く沈黙してしまった。ディクソン、ジャクソン、リチャーズの3人がコンスタントに働けることが今後上位のチームを食っていくには必要不可欠だ。
明日のFE名古屋第2戦ではリチャーズに今日の11分54秒以上のプレータイムと得点を期待したい。

 

Writing by 窪島 亮

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