【1/22】青森-福岡 ヒサタケのフリースロー成功率高く、勝利を収める

前日にもライジングゼファー福岡に第3Qに10点差を追いつかれ接戦となった青森ワッツ。福岡は前節も愛媛オレンジバイキングスに対し、前半は同点で試合を折り返したが後半に突き放して98対72で勝利している。12月3日、4日のバンビシャス奈良戦以来、2023年としては初めてのホームでの連勝に向け、後半の粘りに定評ある福岡を抑え込む必要があった。

青森は前日と先発メンバーを入れ替え、イージェイ・モンゴメリーを起用した。前日はわずか6得点だったが、その爆発的な攻撃力が必要不可欠と感じての策だった。この策にモンゴメリーも応え、第1Qからチームトップの8得点を挙げチームを牽引、17対14とリードして第2Qへと入っていった。

第2Qに入ると、今度はマックス・ヒサタケがゴール下でバスケットカウントを2度ももらい、点差を開いていく。ヒサタケはアレックス・デイビスと並んで10得点、47対33と大量得点差をつけることに貢献した。

第3Qはヒサタケがフリースローを3度得て、6回中5回成功。試合通しても18回中15回成功で成功率83.3%。シーズン全体で成功率は51.8%ということを考えると、この日は集中力がかなり高く、トータルで自己最高の27得点を獲得。力強くチームを引っ張った1日だった。

第3Qはリードを詰められず、68対49と逆に点差を開くことに成功した青森。ただ第4Qにはジョーダン・グリンの3ポイントシュートや石橋侑磨の連続得点で点差を詰められ、嫌な雰囲気も流れ始めた。それでも第3Qまでの大量得点差とデイビス、會田圭佑のここというときの得点で何とかしのぎ、81対75で見事に連勝を遂げた。

青森は得意のリバウンドで互角の数字を福岡に許し、ターンオーバー、スティールでも福岡の後塵を拝した。それでもフィールドゴール成功率で49.0%、3ポイントシュート成功率で40.0%と高い数字を残したことが青森の得点力の背景にあった。ヒサタケ、デイビス、モンゴメリーの外国籍選手が揃って2ケタ得点を叩き出し、有利にオフェンスを展開できたことが青森の勝因だったと言える。

次節は開幕節で2連敗を喫した強豪アルティーリ千葉と敵地で対戦する。目標のプレーオフ進出へ前進する青森にとって、強豪とは言え為す術もなく敗れるわけにはいかない。4勝1敗と2023年に入り好調のチームの勢いを維持できるのかが注目だ。

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