【1/18】青森-越谷 点差を詰めるも、逃げられ惜敗

大晦日の佐賀バルーナーズ戦で勝利すると、愛媛オレンジバイキングスに連勝を飾り、初の4連勝の可能性も出てきた青森ワッツ。ただ、対戦するはクリスマスイブ、クリスマスの連戦で完膚無きまでに打ち負かされた越谷アルファーズ。B2リーグ東地区2位につける強豪にどのような試合を挑むのかに注目が集まった。

すると、スタメンからイージェイ・モンゴメリーを外し、クリスマス連戦以来のマックス・ヒサタケを先発起用した。この週末に開催されたBリーグオールスターのダンクコンテストに出場したヒサタケのメンタル面の高まりを買ってなのかは不明だったが、それでも少なくとも前半はこの采配が功を奏した。

接戦が続いた第1Q、13対14の場面でモンゴメリーをフォローしたヒサタケが15対14と逆転のシュート。途中出場の内田旦人がジャンプシュート、インサイドのシュートで加点し、リードを広げる。ただ越谷も松山駿の2連続3ポイントシュートで追いすがり23対20と3点差で第1Qを終えた。

第2Qに入っても点差を広げることはできず、駒沢颯が3ポイントシュートを連続で決めるなど、青森としては難しい試合展開が続く。プレコット・チャップマン、駒沢のフリースローで44対41と再び越谷が3点差に迫った状態でハーフタイムに入った。

すると、魔の第3Qに入る。このクォーターで會田圭佑がフローターシュートを決めてからヒサタケのフォローでゴールが決まるまで、実に20対0のランを越谷に許し、第3Q終了時点で50対64と大量得点差を逆に与えてしまう結果となった。前半はリードして終えていただけに、越谷の集中力も見事であったが、青森の拙守に「もったいない」と思わざるを得なかった。

強豪の越谷相手ということでこのまま試合は終わるかと思えたが、青森も何とか追いつこうと再度頑張りを見せる。それは第4Qの最初の得点プレー、池田祐一がゴール下にドライブして得点すると、さらにもう1投フリースローを得る。さらにこのファウルがアンスポーツマンライクファウルとなり、続くポゼッションも青森が獲得、ここで會田が3ポイントシュートを決め、瞬く間に8点に点差を縮めることに成功した。さらにモンゴメリー、ヒサタケ、ホール百音アレックスの3ポイントシュートで1点差まで詰め寄り、試合の展開は全く読めなくなった。ただ、この日30得点のジャスティン・ハーパーのシュートに松山が点差を4に開くフリースローで万事休す。75対81で越谷に逃げ切られ、アップセットのチャンスを逃すことになった。越谷は菊地祥平がプレーしなかったことが苦戦の一因となったが、それでも勝利するあたりはさすがの試合運びだった。

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