【12/31】青森-佐賀 2022最後の試合で勝利を収める

接戦を挑むことに成功した青森ワッツだったが、最後は佐賀バルーナーズに力負けして15連勝を許すこととなった。2022年大晦日の試合で何としても一矢を報いたい、そんな思いが感じられた2戦目だった。

前日は15対25とスタートダッシュすることができなかった第1Qだったが、この日は何としてもスコアを引き離されないというやる気が感じられた。イージェイ・モンゴメリーのインサイドシュートで先制すると、前日3ポイントシュートを4本中3本成功と気を吐いた常田耕平がこの日も3ポイントシュートを成功させ、12点獲得のモンゴメリーも好調を続け、21対21とまったくの5分で第1Qを終えた。

すると、一進一退の第2Qがスタートした。まず、池田祐一が3ポイントシュートを成功させ、昨日1度もリードを奪えなかった佐賀に対し初めてリードを奪う。するとミカイル・マッキントッシュを中心に得点を上げ、再度リードを奪う佐賀に対し、アレックス・デイビス、ホール百音アレックス、モンゴメリーが食いついて再逆転のシュートを挙げる。最後はデイビスの3ポイントシュートでリードを奪うと池田も3ポイントシュートで続き、42対37で第2Qを終えた。

第3Qはデイビス、モンゴメリーの活躍と内田旦人の3ポイントシュートで点差を広げることこそできなかったが、リードを死守することに成功した。第3Qを終わって59対55の4点差。息をつく間もない展開が続いた。

クラブ連勝記録の15連勝を飾っていた佐賀の強さは、ここからの粘りだ。第4Qの残り時間2分59秒、第2Q以来となる同点のシュートをレイナルド・ガルシアが決める。続いてガルシアが逆転のシュートを決め、試合展開はまったく読めなくなった。残り時間59秒、モンゴメリーが76対78からファウルをもらい、試合に追いつくチャンスを得た。1投目を成功させ、2回目の試投。これをモンゴメリーは失敗してしまう。しかしモンゴメリーはリバウンドを得ると會田圭佑にパス。ここで會田が起死回生の3ポイントシュートを決めて試合を80対78と逆転。フリースローで得点を追加しただけで83対78で終了し、この熱闘に終止符を打った。

佐賀の16連勝を阻止し、2022年最後の試合で勝利を収めた青森ワッツ。この日チームトップの26点を挙げたモンゴメリーだけでなく、途中出場からハッスルプレーでチームを救った内田、最後の勝ち越しシュートを放った會田など、すべての選手が活躍した結果の勝利は、まさに見るものを感動させる一戦だった。

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