【4/8】青森-東京Z 接戦となるも、連敗続く

青森ワッツは前節の西宮ストークス戦で待望のマックス・ヒサタケが戦列に復帰し、外国籍選手がアレックス・デイビスとイージェイ・モンゴメリーの2人だけだったチームにとっては、休みながら試合を戦うことができ非常に重要だった。ただ、西宮戦は連敗、特に2戦目は25ターンオーバーを喫し17点差で敗れ、ヒサタケの復帰を祝うことはできなかった。今節、地元でヒサタケのロースター復帰を祝えるのだろうか。

試合は0対5でスタートするも、デイビスと會田圭佑が3ポイントシュートを成功させ追いつき、クォーター終盤にモンゴメリー、ホール百音アレックス、下山大地3ポイント、デイビスと相次いで得点、最後はヒサタケが持ち味のダンクシュートで締めくくり、19対11で第1Qを終えた。

ただ、第2Qに入るとイシュマエル・レーンがダンクシュート、栗原翼が3ポイントシュートを決めたアースフレンズ東京Zに勢いがつき、逆に得点が停滞気味だった青森と対照的な戦いぶりとなった。第2Q終了間際には木村啓太郎の2ポイントシュートにデイヴィッド・サイモンの3ポイントシュートを決めて東京Zが35対32とわずか3点で折り返し、接戦ムードとなった。

後半に入るとサイモンがフリースローに3ポイントシュート、レジナルド・ベクトンがインサイドシュートにフリースローを決め急激に点差を詰め、試合を逆転することに成功した。さらに東京Zは点差を開き、サイモンがダンクシュートを決めたときには41対49と8点差をつけた。しかし青森も粘りを見せ、常田耕平とヒサタケがインサイドシュートを決め、48対51で最終クォーターの攻防に入っていった。

ただ、第4Qも東京Zがレーンのインサイドシュートやフリースローを重ね、点差を維持する。青森も會田の3ポイントシュートで意地を見せるが、その後もベクトンやレーンのインサイドシュートでわずかな優位を死守する。最後はサイモンのインサイドシュートに井手優希のフリースローで加点し、最終的には65対72。辛くも逃げ切った東京ZがB2残留へ意地を見せ、青森は連敗が4となった。

青森はリバウンドでわずか29回に終わり、東京Zの47回に大きく水を開けられることとなった。3ポイントシュートの成功率でも苦戦し、東京Zの38.9%に対し、わずか21.4%に終わった。特に試合後半で成功させたのは會田の1回のみで、なかなか効果的に点差を詰めることができなかった。第2戦ではシュートタッチを向上させ、もっと効率的に点を加えることが必要になってくる。

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