【11/5】青森-西宮 87対70で3位の西宮を下す

B2東地区3位の西宮ストークスと同4位の青森ワッツの対戦。道原紀晃のインサイドシュートで西宮が先制した試合、青森も下山大地の得意の3ポイントシュートで追いつき、持ち味を発揮。松崎賢人の連続3ポイントシュートなどの活躍でリードを奪うも、下山の3ポイントシュートで迫り、なかなか大きなリードは奪えない。それでもデクアン・ジョーンズ、中西良太、トレイ・ポーターの連続シュートが決まり、第1Qは15対21で西宮がリードを奪った。

しかし第2Qに入るとポール百音アレックスのフローターシュート、マックス・ヒサタケの豪快なダンクが連続で決まり、さらに下山の3ポイントシュートが成功して1点差まで点差を詰めると、下山がインサイドのシュートを決め26対25で逆転、優位に試合を展開することに成功する。さらに池田祐一が第2Q最後のプレーで3ポイントシュートを決め、39対34とリードを奪って試合を折り返す。

第3Qに入っても青森は下山やアレックス・デイビス、會田圭佑の3ポイントシュートで点差を開き、西宮の猛追も追いつくまでには至らない。デイビス、ヒサタケのフリースローが決まらず点差を詰められても、最後はデイビスのフローターシュート、アレックスのインサイドシュートで10点差とし、点差を保って最終クォーターへと入った。

第4Qに入ると青森はアレックス、會田の連続3ポイントシュートで点差を広げ、昨年まで西宮に所属していた福田真生の3ポイントシュートで優位さを決定的なものとした。ヒサタケが終盤得点を重ねチームトップの20得点。87対70で3位の西宮を下し、代わって青森が3位に浮上した。

青森得意のリバウンドでは41対38と互角で優位を奪えなかった試合。しかしスティール数で17対5と大きくリードし、スティールからのシュートで青森が優位に立った。また3ポイントシュート成功数で12対6と優位に立った青森。効果的に得点を追加し、西宮に試合の主導権を握られることがなかった。

青森はヒサタケに次ぎ會田が16点、デイビスが15点、下山が14点、池田が12点と5選手が2桁得点を記録し、バランスの良いオフェンスが目立った。池田はアシスト数でも8と特筆すべき数字を叩き出し、ポイントガードとして周りの選手に活躍させる本来の姿に近づきつつある。3ポイントシュートを3本決め決定力が自慢の會田とともに、ポイントガードコンビが形になりつつある。

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