4/13【青森 対 仙台】青森の精神力の強さを見せつける試合に

コロナ感染による試合中止が相次ぎ4月に入ってようやく初めての試合を迎えられた青森ワッツ。
3週間ぶりのホームゲームとなり、難しいコンディション調整の中の試合となった。

仙台89ERSはB2東地区2位とプレーオフを視野に入れる強豪。前のホームゲームも同じ仙台との試合だったが、7点差まで迫った第3Qの戦いをフェルナンド・カレロ・ヒルヘッドコーチも賞賛していた。良い試合はすでにしている。これを勝利につなげることが次にチームに求められることだ。

第1Q、下山大地のゴール下シュート、3ポイントシュートで先行し、リードを奪ったが、仙台が14点獲得のランを見せ、リードを奪った。


青森の攻撃にリズムが出てきたのが第1Q残り3分弱でラキーム・ジャクソンが試合に復帰し、レナルド・ディクソンと揃い踏みした時間帯だった。野里惇貴の4ポイントプレーのフリースローに喜久山貴一の3ポイントシュート、ジャクソンのゴール下シュートでクォーターを締めくくり、2点差で仙台を追う展開だった。

第2Qには片岡大晴の連続3ポイントシュートや青森のターンオーバーからジャスティン・バーレル、ジェロウム・メインセの連続ダンクシュートがあってリードを広げられた。前半終了時点で39対49と10点差。またリードを奪われる展開かと思われた。

青森が気力を見せたのが第3Qだった。駒沢颯のドライブシュート、ジャクソンのゴール下シュート、下山の3ポイントシュートと加点し、1点差まで仙台を追い詰める
接戦止まりだったのがこれまでの青森だったが、この日は違った。駒沢のフリースローで追いつくと、臼井弘樹のダンクシュートでリードを奪った。寒竹隼人の連続3ポイントシュート成功で3点リードされてクォーターを締めくくったが、これまでにない青森の精神力の強さが見られた第3Qだった。

ただ、この日は魔の第4Qだった。青森にファウルがかさむとメインセがフリースローを決め加点。青森も終盤にジャクソンが得点するが追いつかず、結局77対87の10点差で敗れることとなった。
強豪チームに最終的には押し切られる結果となったが、3ポイントシュートが26本中11本成功、成功率42.3%は3ポイントシュートを強調するヒルヘッドコーチのフィロソフィーが浸透してきた証だろう。良い試合止まりでなく、チームが改善しているところを結果に結びつけていきたい。

記事はどうでしたか?(記事に対する感想をお願いします)

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

最新情報をお届けします!

Twitterフォローしてね!

おすすめ記事