【3/18】青森-愛媛 92対77で青森が勝利

先々週の熊本ヴォルターズ戦に続き前節のライジングゼファー福岡戦も1勝1敗で終わり、連勝することはできなかった。西宮ストークス戦で負傷したチームリーダーの會田圭佑が戦線復帰したことは非常に意味深い。この日の対戦相手は22勝25敗で青森ワッツと全く勝率で並ぶ愛媛オレンジバイキングス。プレーオフのワイルドカード争いで青森ワッツ、福島ファイヤーボンズと3つどもえの戦いを繰り広げており、今週末の直接対決の行方が注目される。

愛媛は試合開始から0対6のランを作ったが、青森も中盤にホール百音アレックスのシュートに加え、下山大地の3ポイントシュートで詰め寄り、さらに下山の2本目の3ポイントシュートで逆転、イージェイ・モンゴメリーのジャンプシュートで点差を開き、モンゴメリーは3ポイントシュートも決めて第1Qの有利を掴んだ。21対19とリードして第2Qに入っていった。

愛媛は第2Q序盤にユージーン・フェルプスのインサイドシュート、河野誠司の3ポイントシュート、フェルプスのインサイドシュートで7点を奪い、23対28と優位に立つこともあったが、青森は好調のモンゴメリーにシュートを決めさせ、終盤にはアレックス・デイビスにもダンクシュートが生まれるなど、38対37とリードを奪って前半を終了した。この粘りが後半の打開につながる。

第3Q、接戦が続く中で抜け出すきっかけとなったのが3ポイントシュート。池田祐一、モンゴメリーの3ポイントシュートで点差を開き、デイビスのインサイドシュート、常田耕平のジャンパーで62対54と何とか優位に展開して青森は最終クォーターに入った。愛媛は前半の接戦の立役者だった外国籍選手の活躍が収まり、青森に自由に試合を展開させることになった。

こうなると第4Qに青森に好きに攻めさせることになった。池田に続いて會田が3ポイントシュートを成功させ、試合に復帰したことを自らで祝った。モンゴメリーの得点はとどまるところを知らず、この日32得点。ホールの3ポイントシュートも決まり、楽な試合展開となった。終盤には愛媛の河野の3ポイントシュートが決まるも焼け石に水で、92対77で青森が勝利で終えた。

熊本戦、福岡戦で叶わなかった2連勝が達成できるかどうかが注目点となる。フィールドゴール成功率が56.3%と安定していたことがこの日の好調の背景にあった。このシュートタッチが明日の試合でも継続できるかがキーとなる。

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