【3/19】青森-愛媛 粘り勝ちで連勝する

プレーオフのワイルドカード争いで青森ワッツとの直接対決に敗れ1歩後退した愛媛オレンジバイキングス。今日は勝って1勝1敗とし、再び勝率では並びたいところで、昨日の後半のような守備の崩壊は避けたい。昨日も4Qに入るまでは1桁点差で推移しており、接戦を保っていければ勝ち越すチャンスも見えてくる。

序盤は昨日と同様、愛媛が優位に試合を展開した。先制こそ青森のアレックス・デイビスに許したが、その後ライアン・クリーナーのインサイドシュート、坂田央の3ポイントシュート、アンドリュー・フィッツジェラルドのゴール前シュートと3連続で得点を入れ、デイビスの3ポイントシュートで同点に追いつかれるも古野拓巳が3ポイントシュートを入れ返し、愛媛がリードを奪った。クォーター終了間際にもフィッツジェラルドのインサイドシュート、クリーナーのジャンパーで連続得点を入れ、11対16で第1Qを終えた。愛媛としては理想的な試合展開で第1Qに入れたと言える。

第2Q、またも入れたら入れ返す接戦の展開で、青森、愛媛とも決定打を打てない展開となる。青森は常田耕平が3ポイントシュートを入れるが、愛媛もユージーン・フェルプスのフェイダウェイシュートにフィッツジェラルドのフックシュート、俊野佳彦の3ポイントシュートを連続で決めてリードは許さない。クォーター終盤に寺嶋恭之介の3ポイントシュートが決まるも逆転することはできず、32対35でハーフタイムに入った。

昨日、青森に点差を開かれ始めた第3Qも、今日は接戦の様相が変わらなかった。愛媛が河野誠司の3ポイントシュートを決めると、青森も福田真生が3ポイントシュートを入れ返す互角の展開。第3Q終了時点で48対50と、試合の雰囲気はまったく昨日の対戦とは異なっていた。

第4Qに入ると、青森が12対0のランを作り、逆転に成功する。常田の3ポイントシュートが呼び水となったランで勝ち越した青森は、その有利を奪われることはなかった。試合時間残り2分1秒、イージェイ・モンゴメリーの豪快なダンクシュートで追加点を挙げる。デイビス、池田祐一もインサイドシュートで続き、点差を7点まで開く。そして試合に投入されたこの日の試合の舞台、五所川原出身の下山大地史上初のB2通算600回3ポイントシュートを達成し、接戦に終止符を打った。74対64、第4Q終盤に一気に抜け出した試合だった。

愛媛はこの日も得意のリバウンドで38回と優位に立ったが、青森も37回と差を引き離されること無く、粘った結果がこの日の接戦を勝ち抜いた要因だろう。

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