【2/25】青森-西宮 点差つけられるも、今後に期待できる試合内容となる

3連敗で沈んでいた青森ワッツだったが、アースフレンズ東京Z戦に連勝し、再びB2東地区3位に浮上。プレーオフ争いで優位な立場に立った。この日対戦したのは西宮ストークス、わずか2ゲーム差で5位につけて青森を追うチームだ。本拠地に迎え、どういった戦いを見せられただろうか。

試合は西宮のペースで進んだ。トレイ・ポーター、道原紀晃、川島聖那と立て続けにインサイドでゴールを奪い、0対10のランを作った。池田祐一の2点シュートが決まったが、濵高康明に2連続でフリースローを許すなど、まったく勢いに乗れない試合展開となった。2ポイントシュート成功率が11.1%に落ち込み、逆に60%と好調だった西宮に水を開けられた第1Qだった。5対15とロースコアの展開が重い得点経過を象徴していた。

第2Qに入っても西宮の好調は続き、大阪学院大学に在学中の特別指定選手、金田龍弥がフィールドに入るや、3ポイントシュート、2ポイントシュートと立て続けに成功させ暴れまわると、ジョーダン・ハミルトンも2連続シュート成功で点差を開く。青森もこの日好調だった池田がゴール下でバスケットカウント、正面でジャンパーと気を吐き、常田耕平が3ポイントシュートを成功させ点差を1桁まで縮めることに成功した。ただ、ハミルトンがシュートを入れ返して27対38、どうしても詰まらない得点差がこの試合のもどかしさを表していた。

第3Qに入っても、西宮が谷直樹のジャンパー、ジガ・ディメッツのインサイドシュートを連続で決めて幕を開け、西宮の危なげない試合展開となる。アレックス・デイビスが3ポイントシュートを入れても金田、綱井勇介の2連続3ポイントシュートで逆に点差を開かれ、イージェイ・モンゴメリーとデイビスが連続シュートを決めてもディメッツ、ハミルトンにシュートを許して西宮に有利に試合を展開されてしまった。第3Qを終わって44対61、第1Qの貧打は解消されたものの、詰められない点差に直面することとなった。

第4Q、川島やハミルトンに的確にシュートを決められ、ポーターのアリウープダンクなど連続シュートも成功されて、大量得点差をつけられてしまった。日本大学在学中の佐藤大介が得点に絡み、ゴール下でフォローしシュートを決めたり、バスケットカウントを獲得して3点プレーを決めるなど、非凡な才能を垣間見せた。66対95と30点近い点差をつけられたが、明日以降の戦いでも楽しみな存在だと言える。好調だった池田は自己最高の21点、司令塔として文句ない活躍ぶりだった。

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