1/30【青森 対 越谷】逆転あるも、38対67で敗北

前日はロースター外だったライアン・リチャーズがベンチ登録され、再び外国籍選手が3人顔を揃えた青森ワッツ。
しかし、チーム最多の19得点を叩き出した駒沢颯が前日負った膝のケガが思わしくなかったのか、この日は欠場。貴重な得点源の選手を欠き、青森は窮地に立たされた。

越谷アルファーズが0対8と駆け出したこの日の試合、駒沢に代わってスタメンに就いた下山大地が躍動した。第1Qだけで3本の3ポイントシュート成功と気を吐き、得点力不足のチームを鼓舞した。

第1Qこそ11対19と点差をつけられた青森だったが、レナルド・ディクソンとラキーム・ジャクソンが揃い踏みし外国籍選手2人体制となった第2Qは健闘。ディクソンの3ポイントシュートにこの日4本目となる下山の3ポイントシュート、ジャクソンのジャンプシュートが決まり、25対31でハーフタイムへ。第3Qの逆転に期待を持たせる内容だった。

ただ、第3Qに再び外国籍選手1人体制に戻り、ディクソンやジャクソンが1人寂しくプレーするようになると、越谷にみるみる点差を開かれるようになる。
越谷の鎌田真、ソウシェリフ、畠山俊樹に次々と得点を決められ、青森は臼井弘樹がフリースローを投じるまで点を入れることができなかった。締めくくりに落合知也に3ポイントシュートを決められ、第3Qを終わって33対50と点差を開かれ、苦戦が続くことになった。

第4Qは再び外国籍選手2人体制に戻ったが、すでに付けられた点差をいかんともしがたく、ジャクソンとディクソンの連続得点もあったものの、越谷もアイザック・バッツ、飯田鴻朗、シェリフが得点を挙げて点差を詰められず、38対67で敗戦することとなった。

この日は駒沢が欠場するという非常事態で得点力が無いことは明らかだったが、そうでなくても陣容に創造力を持たせることは必要だ。
硬直した策にこだわり続けることはプラスにはならない。ディクソンとジャクソンは常に2人体制でプレーさせるようにし、この日もプレー機会が無かったリチャーズを代役として交代出場させるようにすべきだろう。駒沢が復帰してもディクソンやジャクソンが1人だけではどうしても負担は分散されない。連敗を脱出するためにはそのための策が必要だろう。

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