【3/25】青森-A千葉 猛反撃を見せ、勝利

39勝11敗、恐るべき勝率.780でB2リーグ東地区の首位に立つアルティーリ千葉。その出発点は青森ワッツと対戦した開幕週で2連勝したことが始まりだった。計4試合対戦し1勝3敗と有利に立たれているA千葉戦、今青森もクラブ史上初のプレーオフ新進出を狙っているが、その青森にとって壁となって立ちはだかっているのがA千葉なのだ。

前節、越谷アルファーズに対しイージェイ・モンゴメリーも体調不良で欠場し外国籍選手がアレックス・デイビスただ一人となって大敗を喫する結果となった青森。依然マックス・ヒサタケは欠場したままだが、モンゴメリーは戦線に復帰し、強いリバウンド力という青森の強みを発揮する条件が揃った。

序盤はデイビスのインサイドシュート、常田耕平のジャンパー、福田真生の3ポイントシュートで優位に立ち、第1Q終盤には内田旦人のジャンパーとデイビスのダンクシュートが決まり、わずかだがリードを奪うことに成功した。第1Q終了時点で22対18、強敵に対し互角以上の試合立ち上がりを見せた。

第2Q序盤にA千葉が岡田優介の2本の3ポイントシュートで得点を上げれば、青森もデイビス、佐藤大介の3ポイントシュートで対抗し、ハイスコアな試合展開となった。A千葉も大塚裕土の3ポイントシュートで同点に追いつき、得意のフリースローで15本中13本を成功させ、49対52、3点差でリードを奪った。

第3Q、一時は2桁得点差をつけるなど有利な戦いをしたA千葉。しかし終盤戦に青森の猛反撃を見ることとなった。福田のこの日2本目の3ポイントシュートを合図に、常田のアリウープシュート、デイビスのインサイドシュートでバスケットカウント・ワンスローと立て続けにシュートを記録し、71対71の同点で第3Qを終えた。

第4Qに入ってもA千葉がイバン・ラベネルの3ポイントシュートなどで有利な戦いを展開するが、第4Q終盤にまさかの展開を見せる。残り時間2分33秒にブランドン・アシュリーがファウルアウト、2分24秒にラベネルがファウルアウトし、日本人ビッグマンの鶴田美勇士が代わって出場したものの、明らかに強度がそれまでとは異なっていた。モンゴメリーのインサイドシュートで試合を逆転、池田祐一の3ポイントシュートで一気に点差をつけ、そのまま勝利を手にした。95対85、ハイスコアな展開は思いもよらない試合展開で決着がつくこととなった。青森のリバウンド数が48とA千葉の32を大きく上回ったことが有利な試合展開の背景にあった。

記事はどうでしたか?(記事に対する感想をお願いします)

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

最新情報をお届けします!

Twitterフォローしてね!

おすすめ記事