4/23【青森 対 東京】リードを許されつらい試合に

新型コロナによる中止試合の代替試合によりアースフレンズ東京Zと5日間で3回対戦する変則日程となった青森ワッツ。
その第1戦、東京での4月20日の試合では1点差まで東京Zを追い詰めあわやというところまでいった青森。最後は東京Zに押し切られたが、第2戦目からは青森での対戦。ホームコート・アドバンテージでの吉報に胸躍る週末となった。

さらにこの週末、2ヶ月ぶりのライアン・リチャーズのベンチ入りという朗報もあった。試合に出れば実に12月18日以来となる。身長213cmというチーム1のビッグマンが最後の最後で戦力となるのかにも注目が集まった。

ただ、前半37対26とリードを奪った4月20日とは異なり、いきなり1対14とリードを許し、その後も10点強のリードを常に許す試合展開でなかなかつらい時間帯が続いた。もっとも点差が詰まったのは第3Q、ラキーム・ジャクソンと駒沢颯の連続シュートに駒沢の3ポイントシュートが続いた時間帯で、一桁まで点差が詰まったが、しかしそれも一瞬のことだった。

第4Q始まりにレナルド・ディクソンとジャクソンのゴールで7点差まで点差を詰めるも、その後は東京Zのジョシュア・クロフォードに連続得点を許し、みるみるうちに点差を広げられる結果となった。クロフォードは31得点の荒稼ぎ、4月20日にも27点と大暴れを許し、青森にとっては天敵とも呼べる存在。実は昨シーズンは青森に所属し、古巣相手にこれだけの活躍を見せているということでチーム関係者にとっては複雑な心境になっていることだろう

第4Q半ばには早々にディクソンがファウルアウトで退場、ジャクソンが外国籍選手1人の状況で苦戦を強いられた。今こそリチャーズが出場すべきときと思われたが、結局リチャーズは出場することはなく試合は終わった。

4月20日の試合でチーム1位の21得点を記録した駒沢がこの日は鳴りを潜め、試合トータルでは12得点だったものの、試合前半ではわずか2得点。6回のフィールドゴールで成功は無しという結果だったことが、東京Zに前半リードを許した原因だったと言っていい。試合を接戦に保っておくためにも試合前半から得点を重ねておく必要があり、チームのエース駒沢であれば特にその重要度は高い。明日の試合では試合序盤からの爆発に期待が集まる。リチャーズのプレーにも期待が集まっており、今日とは違う采配が見られることを楽しみにしたい。

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